親世代・祖父母世代に心を込めて届けたい、保険会社ができるサービスを考える -第一生命-

日本を代表する生命保険会社である第一生命。
今回第一生命から課題解決プロジェクトに出題されたテーマは「親世代、祖父母世代に心を込めて届けたい保険会社ができるサービスを考える」です。保険、病気、家族、人生…。いつかは考えなければならないことと思いつつ、でもまだまだ先の話だと思っている学生のみなさんも多いかもしれない今回のテーマ。でも今だからこそ、一足先に向き合うからこそ、生み出せる新しいサービスがきっとある。業界の「常識」とか「普通」に縛られないアイデアで保険業界の未来を変えてみてはいかがでしょうか。

【お話をしてくれた方】
長屋 晶子さん/人事部(写真左)
2006年入社。複数拠点での現場経験を経て、人事部に異動。新卒採用を担当するとともに
学生の将来に対するキャリア支援についても企画推進役を担っている。

藤原 晴喜さん/人事部(写真右)
2018年入社。入社後は支社でお客さまと向き合う現場を経験し、今年から人事部に異動。現在は、新卒採用の担当者の一人として日々、学生たちと真剣に向き合っている。

身近な人たちのニーズと若者らしい発想で

――まずは、今回のテーマを設定した経緯を教えてください。

藤原さん:10〜20代の大学生の皆さんは「病気」や「保障」と言われても馴染みが薄く、まして「生命保険会社」の意義なんて考えたこともないかと思います。
しかし、実は皆さんの親世代・祖父母世代はまさに生命保険の保障中核世代にあたるのです。そこで、そうした身近にいる大切な人たちは現在、どんなことに不安を感じ、どんな困り事に直面しているのか。
ぜひ、皆さんの力で本音を引き出し、リサーチ会社を使っても見つけることが難しい、身近にいるからこそ発見できるニーズを探ってほしいと思いました。

長屋さん:そして、そのニーズをもとに、生命保険の保障内容ではなく、それに付随するサービスとして保険会社はどのようなものを提供することができるかを考えていただけたらと思います。
特にデジタルネイティブ世代の皆さんだからこそ「こういうものを家族が使ってくれればいいのに…」といった若者ならではのアイデアと掛け合わせて発想してもらえたらうれしいですね。

藤原さん:自分にとって大切な人に「万が一」のことがあったら…と想像することで、これから先の「人生のリスク」についても考えるきっかけになってくれたらと思います。

生命保険会社の意義と第一生命の使命

――なるほど。しかし、そもそも生命保険会社がどんな意義のもと、どんなサービスを提供しているのか、想像がつかない学生も多いと思います。第一生命の使命や取り組みと併せて教えていただけますか?

藤原さん:はい。私たち第一生命グループは創業以来、各時代で社会が直面する課題に対して取り組んできました。
高齢化社会が本格的に到来した1990年代には医療・介護・老後などへの備えとなる保険商品やサービスを提供し、2000年代に突入してライフスタイルや価値観が一層多様化すると、よりお客さま一人ひとりのニーズに応じた形へと変化してきました。
さらに、現在は「人生100年時代」や「老後資金2000万円問題」といった健康増進や老後に向けた資産形成が重要になっているため、シニア世代のライフプランそのものの見直しの一助になりたいと考えています。
そして、お客さま一人ひとりの心の欲求に寄り添った保険商品やサービスを提供し、お客さまの豊かな人生、すなわちQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を応援しています。

長屋さん:そこには、第一生命の創業者である矢野恒太の「世間の人が喜ぶか、なくてもいいと思うかを考えよ」や「最大たるより最良たれ」といったスピリットが根付いていると思います。
当社は利益以上に「お客さまにとって本当に必要なものは何か、どうしたら選ばれ続けるか」ということを大切にする風土があり、それが「お客さま第一主義」や「一生涯のパートナー」といった理念にもつながっているのです。

藤原さん:それから、もう一つ。「変革の精神」も第一生命という会社を伝えるうえで欠かせない言葉です。
時代ごとに刻々と変わるお客さまのニーズに対して、自分たち自身が何事にも真っ先に取り組み、ときに自らの事業の形や手段をも大胆に変えていくことを厭わない姿勢があると思います。

QOLの向上に貢献する第一生命の取り組み

――生命保険会社の意義や第一生命という会社の根幹にあるものが徐々にわかってきました。ちなみに、QOLの向上に貢献するために、具体的にはどのような取り組みを行っているのですか?

長屋さん:お客さま一人ひとりが求めるQOLは多様化していますが、共通して欠かせないものもあり、それが「健康」と「お金」、そして人や社会、地域との「つながり」です。
そこで、たとえば「健康第一アプリ」を通じて、脳の健康維持に有効とされる「運動・知的行動・食事」の習慣をサポートする機能などを提供しています。

藤原さん:また、当社には約44,000名の生涯設計デザイナー(お客さまに保険商品をご提案するプロ)が全国で活動しているため、その強みを活かして各自治体や国立の専門医療機関と連携し、糖尿病罹患者の多い地域では生活習慣病の予防啓発セミナーを開催するなど、地域に根ざした健康増進活動にも取り組んでいます。
こうした生涯設計デザイナーの存在や自治体、専門医療機関との連携も、皆さんが新しいサービスを考えるうえでのヒントにしてもらえたらと思います。

長屋さん:そうですね。さらに、第一生命には現在約1,000万人のお客さまがいらっしゃいます。
そうした方々の健康情報、医療情報のビッグデータの解析も行いながら、どうすればお客さまがより健康で豊かな生活を送ることができるかを考えて続けています。

心のこもったユニークなアイデアを募集

――第一生命は「万が一」の時のためだけではなく、「万が一」になる前からさまざまなサービスや取り組みを行っているのですね。また、全国の生涯設計デザイナーや1,000万人のお客さまのデータも活用できるということも大きなヒントになると思いました。

藤原さん:はい。もっと言うと、今回のアイデア募集でも、保険会社単体でできることを考えるのではなく、さまざまな自治体や医療機関、企業と連携することで何ができるかと考えてもいいと思います。
私たちの健康第一アプリもシリコンバレーのスタートアップ企業との連携の中で生まれたアイデアですし、柔軟な発想でさまざまなものと組み合わせて発想を広げていただければと思います。

長屋さん:いきなりサービスのアイデアを考えるのではなく、まずは皆さんのご自身のご家族の方々とお話しすることから始めてほしいですね。
「なぜ、保険に加入しているの?」といった質問や「病気になったら、どれくらい治療費がかかるの?」「定年後はどういう生活を送りたい?」など、身近な人の現状を知りながら「だったら、どんなサービスがあれば喜ぶだろう」とアイデアをふくらませていってもらえたらと思います。

藤原さん:それが、今回のテーマに「心を込めて届けたいサービス」という言葉を入れた理由でもあります。
大学生の皆さんにとって生命保険はまだ遠い存在かもしれませんが、大切な方々の生の声を聞きながら考え抜くことで、少しでも自分事として取り組んでもらえたらうれしいですね。

長屋さん:また今回、皆さんに考えてもらうアイデアは、直接、当社の利益につながるようなものでなくても大丈夫です。
すぐには実現が難しいようなアイデアでも構いません。「こういうサービスがあったら、自分の家族はきっと喜ぶだろう」というところを徹底的に考えてほしいと思います。

――まずは、ご家族の方々の話を聞くところからですね。きっと、いろいろな話を聞くことで、これから自分自身に起こる人生のリスクを知ることができたり、今後の人生設計を考えはじめるきっかけにもなったりもしそうですね。

長屋さん:将来への不安が生まれ過ぎなければいいですが…(笑)。
でも、そうした親世代・祖父母世代だから話せるリアルなニーズと若者世代ならではの新しい感覚や情報が組み合わさって、これまでの「保険」という枠にとらわれないユニークなアイデアを私たちも期待しています。

藤原さん:医療やITの進化もめまぐるしいものがありますし、世の中も変化し続けています。
そうした中、生命保険会社はすごく保守的で堅いイメージがあるかもしれませんが、第一生命は常に変革をリードする会社でありたいと思っていますので「保険業界を変えてやろう」くらいの意気込みでまったく新しいアイデアをどんどん出してください。
皆さんの心のこもったユニークなアイデアを楽しみにしています!

【参考図書】第一生命経済研究所発刊『人生100年時代の「幸せの戦略」』も参考にぜひご覧ください。

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